このページ最終更新日 2024年11月20日 by nao
緩やかな下り坂ですら気が抜けない白馬国際マラソン。足元を常に見ながら進む難しさと絶景の魅力、挑戦者として感じたリアルなトレイルランの様子を記事で紹介しています。
1. 白馬国際マラソンとは?
「白馬国際マラソン」は、長野県白馬村の美しい山々を舞台にしたトレイルランニング大会です。北アルプスの壮大な景観に囲まれながら、自然の中で走るこのイベントは、毎年多くのランナーが挑戦します。コースはアップダウンが多く、山の地形をそのまま生かしたトレイルが特徴です。観光地としても人気の白馬で、マラソン参加者はレースと同時に風光明媚な自然を楽しむことができます。下にホームページのリンクを貼っておきます。
2. コースの特徴と注意点
2-1 激しいアップダウン
白馬国際マラソンの最大の特徴は、激しいアップダウンです。登り坂では常につま先立ちで走るような姿勢になることが多く、ふくらはぎや太ももにかかる負担は想像以上です。特に急勾配の区間では心拍数も一気に上昇し、耐久力が試されます。そのため、日常のトレーニングで登り坂の強化を意識すると良いでしょう。
2-2 足元に注意すべきポイント
トレイル部分は自然そのままの状態で、石や木の根が露出している場所もあります。景色に気を取られると転倒しやすく、特に下り坂での注意が必要です。油断せずに足元を見ながら進むことで安全なランができます。初心者にとっては、滑りにくいトレイルランニングシューズを選ぶことが大切です。
3. トレイルラン中の感想とエピソード
3-1 登り坂の挑戦とつま先立ち走法
今回の白馬国際マラソンでは、特に長い登り坂で苦戦しました。つま先立ちで進むことで、膝や足の筋肉に強い負担がかかり、途中で休むことも考えました。しかし、そのつらい瞬間も「ここを乗り越えれば達成感が待っている」と自分に言い聞かせ、粘り強く走り続けました。
3-2 下り坂での脚への負担
下り坂は一見楽に見えますが、前太ももへの負担が大きく、筋肉がつりそうになることも。緩やかな下り坂ですら気を抜くと危険で、私はペースを緩めつつ、着地の際に衝撃を吸収するような走り方を意識しました。このような経験を通して、下りの技術や筋肉の鍛え方の重要性を痛感しました。
4. 走行データから見る自己分析
4-1 ペース配分と心拍数の推移
走行データを振り返ると、平均ペースは4.6 km/h、心拍数は148 BPMと表示されていました。特に登り坂での心拍数の急上昇が顕著で、ペースを落とさざるを得ない場面も多かったです。この経験から、事前に心拍トレーニングを行い、持久力を高める必要があると感じました。
4-2 速度とストライドの変化
速度は最大で10.8 km/hに達しましたが、平均ストライドは72 cmと小さく、長い登り坂や下り坂で調整が求められました。特に難所でのペースダウンが全体の記録に影響しましたが、無理にスピードを上げずに安定した走りを意識したことで、大きなケガは防ぐことができました。しかし、関門手前で捻挫をしてしまい無念のリタイアです。
5. 景色とマラソンの魅力
5-1 絶景の紹介
白馬国際マラソンの魅力は何と言っても絶景です。走りながら見上げる北アルプスの山々や、木々の間から差し込む陽光は、自然の中でしか味わえない特別なものでした。周りのランナーも、絶景の中で一瞬でも心を落ち着かせ、励まし合いながら走る様子が印象的でした。
5-2 トレイルランならではの自然の楽しみ方
舗装道路と異なり、トレイルランでは自然の地形に合わせた走り方が求められます。鳥の声や木々のざわめきを感じながら走ることは、大自然の一部になったような感覚で、心がリフレッシュされます。白馬の自然は四季折々の美しさを見せ、参加するたびに新しい発見があります。
6. まとめと次回へのアドバイス
6-1 次回挑戦に向けたポイント
今回の経験をもとに、次回参加する際は登り坂と下り坂での技術をさらに磨く必要があります。特に、下り坂での筋肉負担を軽減するトレーニングや、登り坂での持久力強化が必須です。自身の走り方を見直し、より計画的にペースを保つことが成功のカギとなります。
6-2 トレイルランの魅力と課題
白馬国際マラソンは、単なる競技ではなく、大自然を楽しむ冒険でもあります。その一方で、足元の注意や体力管理が欠かせません。景色の美しさを感じつつ、完走の達成感を得るためには、しっかりとした準備と冷静な判断力が必要です。参加を考えている人には、自分に合ったペースで無理をせず、自然と共に走る喜びを味わってほしいです。
より実体験を記録した記事もありますので、是非ご覧になってください。
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